2011年09月17日

車内にツーンと甘い匂い!?冷却水に問題

先日、日常点検の大切さを痛感させられる出来事がありました。


翌日から、親類が住む茨城まで出かける予定があり、車をチェックしていました。2日間だけの予定ですが、荷物が多いため車を準備していました。家からは比較的遠い場所に駐車場があるため、朝早く出かけられるよう近くまで車を持ってくる必要があります。

高速に乗る予定もあるので、念のためタイヤを中心に、いつもどおりの点検を実施します。タイヤの空気圧がやや少な目だな、途中のガソリンスタンドで入れていこう、などと思いながらエンジンルームの点検に移ります。そして、ラジエターのリザーバタンクに目をやったとたん、思わず二度見をしてしまいました。「えっ!?」

実は、先週も同じように冷却水を点検した時に、ややリザーバタンクの水が少な目になっていました。そこでトランクに積んでいるLLCを継ぎ足しました。少し継ぎ足して、すぐ規定値に達したので、何とは無しにそのまま走りだして用事を済ませ、そして車庫に納めました。LLCは、オーバーフローした分がこれがつい先週のことなので、リザーバタンクが空になっているのは明らかにおかしい。

ラジエター本体の加圧キャップを開けて、中身を確認してみますが・・・こちらも見事に空です。これは完全におかしい。水がどこかから漏れているに違いありません。

一応下回りを覗いたり、アッパーホース、ロワホースといった冷却水路のパイプを見てみますが、特に漏れは見あたりません。このように、原因が良く分からない状態のままでは、とても高速道路は走れません。とは言え、出発は明日の朝です。しばし途方にくれます。取りあえず原因を特定するために、ディーラーの元へ車を運ぶことにしました。冷却水は常にトランクに積んでいるため、ある程度補給して応急措置として走ることは出来そうです。オーバーヒートしないように、なるべく低回転でエンジンに負荷をかけないように走ります。信号待ちや渋滞では、走行風が当たらないので、水温が高くなりがちで、ヒヤヒヤします。もっとも、車のメーターパネルについている水温計は、わざと正確性を落としてドライバーが不安にならないように針がなかなか動かないようになっているため、本当にオーバーヒートになってしまった時くらいしか役立ちません。

最寄りのディーラーへ駆け込むと、平日のためもあって空いており、すぐに見てもらうことができました。ディーラーではリフトアップして下回りから点検してもらえる上に、同じ車種での事例を多くストックしているため、比較的早く原因を突き止めてもらえます。30分ほど経って、担当の方が結果を知らせにきてくれました。やはり、ラジエター本体からの水漏れでした。ラジエター本体は、左右の柱とその間の「コア」と呼ばれるフィンの部分で出来ていますが、今回はその柱部分にクラック(裂け目)が入ったことによる漏れでした。問題の箇所は運転席側の上部、つまりエンジンで暖まった熱い水が流れるアッパーホースに直結している箇所です。樹脂で出来ているので、長年の熱湯→冷却の繰り返しで経年劣化を起こしてしるのでしょう。ひび割れた隙間から、緑色のLLCが漏れだしているのが見えます。また、その下の方をライトで照らして良く見ると、LLCがヒタヒタにこぼれたような滲み跡が見えました。傷の深さは1〜2cm近くにも及び、これは応急処置で何とかなるような状態ではありません。


image-20110917154233.png


ディーラーでは早速修理見積もりを出してくれて、その額なんと10万円オーバー。さすがに大きな金額ですし、DIYで作業できる可能性もあるので、一旦引き上げることにします。ディーラーまで走るために先ほど入れたLLCは、まだリザーバタンク内に十分あったので、そのままディーラーを後にしました。もちろん、明日の予定はキャンセルし、延期したことは言うまでもありません。

それにしても、運転前の日常点検を慣行していて本当に良かったと思います。もし点検をしていなかったら、市街地や高速道路上でオーバーヒートしていたはずです。予定が強制キャンセルになるばかりでなく、レッカーが必要になり、最悪は周りの車に迷惑を掛けることにもなり兼ねません。しかも、一度オーバーヒートしたらエンジンはただでは済みません。


ちなみに、帰り際にカー用品店に寄り、「ラジエターストップリーク」という漏れ止め剤を見てみました。しかし、「1mm以上の傷には効果がありません」という文句が。既にその10倍以上の傷になっているので、まさに焼け石に水という感じです。また、マフラー補修の要領で、クラックが入った箇所に耐熱テープを巻いて塞ぐことも考えましたが、LLCは加圧されて流れてくるため無意味なようです。

ということで、ラジエター破損によって、ラジエター本体を交換しなくてはいけないことになりました。ラジエター本体は、メーカー純正新品はさすがに高いので、市販品やリビルド品などを当たってみたいと思います。作業はDIYも検討中です。結果は追ってご報告したいと思います。



posted by sissy at 15:43| Comment(0) | 車の運転ワンポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

エネルギー不足で、将来は車に乗れなくなるのか?

いま東北ではガソリン不足と電力不足、関東でも電力不足が深刻になっています。

停電になると、家庭でもその影響が出ます。水道が出なかったり(電気式ポンプの場合)、ガスヒーターが使えなかったり(スイッチパネルが電気式の場合)して、意外なところまで電気が使われていたことに初めて気づく人も多いでしょう。

今のところ、電力エリアの違う関西では影響が少ない状態ですが、地震大国日本ではいつどこで同じことが起こってもおかしくないことが、改めて分かってしまいました。

車を乗る人にとっても、現在のエネルギー事情は、考えさせられることがたくさんあります。従来のガソリン車ではもちろんのこと、未来的だと考えられていた電気自動車でさえも、さらに逼迫した事態になれば対応できないでしょう。

そこで、私たちが個人で今すぐにできる「本当のエコ」とは何なのか。下記のページで考えてみました。詳しくは記事をご覧ください。
http://shift-up-club.com/09/092/post_82.html


★エコカーよりも、エコ活動

日本では原子力発電に対して、これから逆風が吹くのは必死でしょう。地震や津波などの自然災害の多い国では、やはり無理がある方法です。ウランやプルトニウムといった、有害な放射線を数億年も出し続ける燃料を管理する原発。最も良いとされる、使用済み燃料の廃棄処理方法をもってしても、数百年間は監視し続けなければいけないそうです。世界で初めて原発が稼働開始したのは1954年、ソ連でのことです。原発が生まれてからまだ50年ほどしか経っていない現在、既にここまで致命的な事故が発生しています。今後、数百年や数万年といった、途方もなく長い期間、無事故で管理できるとは思えません。

一方で、原発の次に効率が良いとされる火力発電も、原油に依存しています。日本は原油をすべて輸入に頼っているので、今後供給が滞ったり、高騰することは十分にあり得ます。原発もダメ、火力発電もダメ、残りは水力発電と僅かな自然エネルギーのみです。こうなると、とても電力需要は賄えませんし、当然自動車用ガソリンも大幅に不足します。このように見ると、ハイブリッドや電気自動車の将来も、必ずしも明るいものとは言えません。

資源が乏しいのに、自動車大国である日本。政府の抜本的なエネルギー対策を待つのはもちろんですが、ドライバーひとりひとりの工夫も求められるのではないでしょうか。それぞれが知恵を出し合って、そして貴重な資源を分けあって使うという意識が大切になります。つまり「エコカーより、エコ活動」ということです。


一番のエコ活動は、車に乗らないことです。徒歩や自転車などを活用するのは一番のエコでしょう。でもそれだけでは困ってしまうことになりますので、例えば家族・知り合い・ご近所などで車を共有する方法も考えられます。最近ではカーシェアリングも一般化していますので、これを利用するのも良いでしょう。

それから、乗り物にとって一番エネルギー節約に貢献するのは「軽さ」です。少しでも軽く、小さい車に乗ることはエコになります。さらに言えば、車よりもバイクに乗る方がエコになります。もしミニバンなど大きい車に乗るなら、上記のように何人かで共有すると、人数割りでエネルギーを分けあうことができます。

また、エコドライブ覚えることや、きちんと車をメンテナンスして最高のコンディションを保つことも燃費の節約に大きく貢献します。

エコ活動と言うと、中には「ハイオク車にレギュラーガソリンを入れる」など、間違った方向に行ってしまう方もいます。下記のページでQ&A形式でお答えしておりますので、一度ご確認下さい。
http://shift-up-club.com/09/092/post_82.html

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posted by sissy at 12:33| Comment(0) | 車の運転ワンポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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